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小規模保育園卒園後の進路はどうする?!3歳の壁を乗り越える方法

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「小規模保育園卒園後の進路について悩んでいる」

「小規模保育園卒園後にどこにも入れなかったらどうしよう…」

小規模保育園に通っているとクラスが上がるにつれ、卒園後の進路に悩みますよね。

ななまる
ななまる

私も長男を小規模保育園に通わせていたため、卒園後は無事に認可保育園へ転園できるのかとても不安でした。

そして、次男も現在1歳児クラスで小規模保育園に通っているため、いずれ訪れる2度目の保活のことを考えて憂鬱です…

今回は小規模保育園の卒園後の進路について、卒園後長男を人気のこども園に入れた私の経験を元に解説します。

≪この記事を読んでわかること≫

  • 3歳の壁について
  • 小規模卒園後の進路について
  • 小規模保育園卒園後の進路に困らないためにしておくべきこと

申し込みを忘れて卒園後の預け先がなくなってしまった…!とならないように参考にしてみてください。

目次

3歳の壁とは

突然ですが、3歳の壁という言葉はご存じですか?

「小1の壁は聞いたことがあるけど、3歳の壁って何?」という人も多いのではないでしょうか。

3歳の壁とは小規模保育園に通わせている保護者が、卒園後の2度目の保育園探しに苦労することです。

言葉ができるほど、小規模保育園卒園児の進路の悩みをもつ人が多いということですね。

2度目の保活に苦労しないためにも、現在小規模保育園に通わせている人は早めに準備を始めておきましょう。

他にも、3歳の壁とは次のことを指す場合もあります。

  • 3時短勤務の制度が終わり、フルタイム勤務になるため、育児と仕事の両立の壁
  • 幼児教育・保育の無償化により、再就職を目指すママの就活の壁

子どもが3歳になると生活が変わる人が多いということですね。

小規模保育園卒園後の進路の選択肢【保育園・幼稚園・こども園】

卒園後の進路は主に3つあります。

≪小規模保育園卒園後の進路

  • 保育園へ転園
  • 幼稚園へ入園
  • こども園へ入園

それぞれの園のメリット・デメリットをご紹介します。

是非ご家庭の状況や教育方針に合わせて考えてみてください。

保育園のメリット・デメリット

保育園のメリット

  • フルタイムで働きやすい
  • 子どもが寂しくならない
  • お昼寝がある

保育園のデメリット

  • 希望園に確実に入園できるとは限らない
  • 教育的なことが少ない
  • おともだちの輪の中に飛び込んでいくことになる

メリット① フルタイムで働きやすい

保育園は就労している人が主に利用する施設なので、給食があったり延長保育があったり、フルタイムでも働きやすくなっています。

メリット② 子どもが寂しくならない

共働きの人が多く、遅い時間まで預けられている子供も多いので、お友だちがみんな帰ってしまい、子どもに寂しい思いをさせることがありません。

メリット③ お昼寝がある

お昼寝があるので、子供の体力も夜まで持ちます。

デメリット① 希望園に確実に入園できるとは限らない

入園は自治体が決めるので、必ずしも希望園に入れるとは限りません。

デメリット② 教育的なことが少ない

保育園は保育がメインなので、音楽や英語など何かしら特化した教育は受けられません。

デメリット③ おともだちの輪の中に飛び込んでいくことになる

0歳児から5歳児までの保育園の場合、持ち上がりの園児が多いため、すでにコミュニティができていたり、その園生活に慣れている子が多いです。

おともだちの輪の中に入っていくことはお子さんには負担がかかるかもしれません。

幼稚園のメリット・デメリット

幼稚園のメリット

  • 教育内容が充実している
  • 幼稚園は直接園に申し込む
  • 制服がある
  • みんな同じスタート

幼稚園のデメリット

  • フルタイム勤務が大変
  • 平日の行事が多い
  • お弁当の日が多い
  • 子どもが寂しい思いをすることも
  • お昼寝がない

メリット① 教育内容が充実している

園によっては音楽や英語、体育教室などを行っているところもあり、ご家庭に合わせて園を選ぶことが出来ます。

メリット② 幼稚園は直接園に申し込む

入園は自治体を通す必要がなく、直接園に申し込むので、先着順の場合も多いです。

ただし、人気園だと面接があったりするようです。

メリット③ 制服がある

制服があるところも多く、毎日の服装に悩む必要がありません。

ななまる
ななまる

子どもの制服姿ってかわいいですよね。

メリット④ みんな同じスタート

みんなが3歳児で入園、同じスタートのため、お子さんも新しい環境になじみやすいです。

デメリット① フルタイム勤務が大変

幼稚園は基本的に終わるのが早いので、降園後は延長保育扱いになります。

延長保育は18時までのところが多く、フルタイムの人は送迎が大変になるかもしれません。

デメリット② 平日の行事が多い

保育園に比べて行事が多く、月に平日1,2回あるという園もあるようです。

働いている人はお休みの調整が難しそうですね。

デメリット③ お弁当の日が多い

お弁当の日も多く、ママの朝の負担が増えます。

デメリット④ 子どもが寂しい思いをすることも

幼稚園は基本的に14時頃帰宅のところが多いです。

また、幼稚園には夏休み、冬休みなど長期休みがあります。

長期休み中も預かってくれるところが多いですが、他の子はお休みでおともだちの数が普段より少なくなります。

お子さんが寂しく感じてしまうかもしれません。

デメリット⑤ お昼寝がない

お昼寝なしのところが多いので、体力が夜までもたないかもしれません。

こども園のメリット・デメリット

こども園のメリット

  • フルタイムでも働きやすい
  • 制服がある場合も
  • 教育も受けられる
  • お昼寝がある
  • 保育の必要がなくなった場合も退園する必要がない

こども園のデメリット

  • 必ず入園できるとは限らない
  • まだ数が少ない

メリット① フルタイムでも働きやすい

保育園部門で預けている人も多いので、給食や延長保育もあり、フルタイムでも働きやすくなっています。

メリット② 制服がある場合も

制服がある場合もあり、保育園だけど制服を着せたいを叶えることができます。

長男の保育園も年少さんから制服なので、まるで幼稚園に通っているようです。

メリット③ 教育も受けられる

音楽や英語、体育教室など独自の教育方針のあるこども園もあり、家庭の教育方針に合った教育が受けられます。

メリット④ お昼寝がある

お昼寝があるので、夜まで元気に過ごすことができます。

メリット⑤ 保育の必要がなくなった場合も退園する必要がない

もし会社を退職したとしても、保育園部門から幼稚園部門へ変更することができ、そのまま在園することができます。

デメリット① 必ず入園できるとは限らない

認可保育園と同様で、保育園部門だと入園は自治体で決めるので、必ず希望園に入れるとは限りません。

希望で入りたい時は幼稚園部門で入園する必要があります。

デメリット② まだ数が少ない

幼稚園と保育園保育の両方の機能をもつこども園なので人気がありますが、まだ数が少ないです。

入園できる可能性が低いのが現状です。

私は、教育的なこともしてほしい!できれば制服も着せたい!でも働き続けたい!と欲張りだったので、一番メリットを感じたこども園に決めました。

卒園後の進路に困らないためにしておくこと

卒園後の進路を決めるためには早めの情報収集と行動が必要です。

卒園後の進路を決めるためにできることは主に5つあります。

≪卒園後の進路を決めるためにやっておくべきこと≫

  • 保育園や幼稚園の見学
  • 空き状況、定員数の確認
  • 申し込み時期の確認
  • 常に転園希望を出す
  • 滑り止めに幼稚園の申し込みをしておく人もいる

小規模保育園に入園が決まったら、時間に余裕のあるうちにやっておきましょう。

保育園や幼稚園の見学をしておく

時間がある時に近隣の保育園や幼稚園の見学をしておきましょう。

保育園希望でも入れなかった時のことを考えて、幼稚園の見学もしておくことをおすすめします。

空き状況、定員数の確認

新年度入りたい園に空きはあるのかを調べておきましょう。

2歳児から3歳児クラスで定員数が増えるのかを見ておくと良いですよ。

申し込み時期の確認

新年度からの入園希望であれば、申し込み時期は必ず役所で確認しておいてください。

申し込みが遅れると入園選考からはずれ、4月からいくところがない!となりかねません。

常に転園希望を出しておく

待機児童が多い自治体に済んでいて保育園を希望している場合は、常に希望園への転園希望を出しておきましょう。

空きができ次第、転園できる場合もあるからです。

幼稚園への転園を希望している場合は、満3歳になったら幼稚園に転園してしまうという方法もあります。

滑り止めに幼稚園の申し込みをしておく人もいる

希望園に入れなかった時のことを考えて幼稚園の申し込みをしておくこともあるようです。

特に待機児童が多い自治体に住んでいる方で、家の近く、人気園以外の保育園になってしまうのが不安という人はそうしているようです。

ただし、幼稚園に支払った入園料は返ってこないので注意しましょう。

2度目の慣らし保育について

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2度目の保活が終わった後も、新入園・転園時には慣らし保育があることが多いです。

幼稚園の場合は、2、3月のうちに少しずつ慣らし登園することも。

2,3年前にもしたのに、またしなければならないのは少し大変ですが、子どものためです。

お子さんも新しい環境に飛び込んで、慣れるまでは不安な日々を過ごしています。

ななまる
ななまる

長男も初めは「前の保育園に行けないの?」と言っていて、胸が痛みました。

園によっては、集団生活に慣れているからという理由で慣らし保育がなかったり、2~3日で済む場合もあります。

先生と相談してみてくださいね。

まとめ:前もって情報を集めて、早めに保活をしよう!

今回は小規模保育園卒園後の3歳の壁、2度目の保活について解説しました。

2度目の保活を成功させるためには早めに行動しておくことが重要です。

早めに情報を集めて、入園の申し込み時期は絶対に逃さないようにしましょう。

最後に、卒園後の進路を決めるためにやっておくべきことをもう一度まとめておきます。

3歳の壁を突破するためにやっておくべきこと

  • 保育園や幼稚園の見学
  • 空き状況、定員数の確認
  • 申し込み時期の確認
  • 常に転園希望を出しておく
  • 滑り止めに幼稚園の申し込みをしておく人もいる

皆さんの2度目の保活が成功することを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

教育資金を貯めたい!と2022年に専業主婦から再就職。現在は、ほぼフルタイムで働きながら2児(5歳・3歳)を育てるワーママ。好奇心旺盛でお得なこと大好き。家庭保育ママの保活×就活、ワーママ1年生が抱える仕事と育児の悩みを主に発信中。

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