子持ちの派遣はやめたほうがいい?厳しい理由と対策を徹底解説

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「子どもがいることを理由に、派遣の仕事が見つからない…」

「子持ちに派遣は難しいって本当?」

子どもの体調不良での急なお休みや、3年ごとの契約更新のことを考えると、派遣で働き続けられるのか、心配になってしまいますよね……。

そこで、この記事では、子育て中でも派遣で仕事を決めるための具体的な工夫や、派遣以外の働き方も含めた選択肢をわかりやすくお伝えします。

目次

子持ちで派遣を目指す人が厳しいと感じる5つの理由

この章では、子持ちの方が派遣で働く上でぶつかりやすい5つの壁についてお伝えしていきます。

  • 子どもの体調不良・行事での急な欠勤が響く
  • フルタイム求人が中心で扶養内勤務は激戦
  • 長期の安定雇用が難しい
  • 残業や急な業務対応があると家庭と両立しにくい
  • 「休むと迷惑」という心理的負担が大きい

子どもの体調不良・行事での急な欠勤が響く

派遣で働く子持ちの方にとって、いちばん大きな壁は子どもの急な体調不良や行事でのお休みかもしれません。

派遣先の企業からすると、事前に予定できない欠勤が続くと、どうしても「戦力として計算しづらい」と感じてしまうことがあるようです。

私も長男が保育園に入ったばかりの頃、月に1回は熱を出して休んでいました。そのたびに「またお休みしてしまって申し訳ない」という気持ちになりました。

フルタイム求人が中心で扶養内勤務は激戦

派遣の求人を見ていると、フルタイム勤務の案件が多く、扶養内勤務の求人は応募が集中しやすいという現実があります。

扶養内で働きたい主婦の方は多いので、条件のいい求人には自然と競争率が上がってしまうんですよね。

でも子どもとの時間を優先したい気持ちも大切なので、無理にフルタイムを選ぶ必要はないと思っています。

長期の安定雇用が難しい

派遣には「同じ職場で働けるのは原則3年まで」という決まりがあり(=3年ルール)、長く安定して働きたい子持ちの方には少し厳しい制度です。

職場に慣れた頃に、契約終了のタイミングが来てしまうこともあります。

残業や急な業務対応があると家庭と両立しにくい

「派遣は残業なし」というイメージを持っている方も多いですが、実際には急な業務対応や残業が発生する職場もあるというのが実情です。

保育園のお迎え時間が決まっている中で、急に「今日中にお願い」と言われると、正直かなり焦ってしまいますよね。

でもこれも職場次第の部分が大きく、定時退社が徹底されている派遣先も実際にはたくさんあります

事前に「残業はどのくらいありますか?」と派遣会社の担当者に確認しておくのがおすすめです。

「休むと迷惑」という心理的負担が大きい

子育てしながら仕事をすることは「休むと迷惑をかけているのでは」という心理的な負担がありますよね。

特に少人数の部署だと、自分が休むことで他の人の負担が増えてしまいます。

特に派遣社員は人員不足を補うために雇用していることが多いので、休みづらさを感じてしまうかもしれません。

子持ちが派遣で仕事を決めるための具体策

前の章では厳しいと感じる理由を見てきましたが、実はちょっとした伝え方の工夫で、状況が変わることもあります。

  • 面談で家庭事情を伝え過ぎない
  • 戦力になる姿勢を伝える

面談で家庭事情を伝え過ぎない

派遣の面談では、家庭の事情をあまり詳しく伝えすぎないほうがいいかもしれません。

正直に何でも話すのは誠実な姿勢ですが、リスクの部分ばかりが伝わってしまうと、担当者にマイナスなイメージを与えてしまうかもしれません。

聞かれたことには正直に答えつつ、自分から不安要素を並べすぎないというくらいのバランスにしましょう。

私も就活のとき、「お子さんの体調不良の時はどうしますか?」と聞かれて、実家や病児保育のことを簡潔に伝えました。

戦力になる姿勢を伝える

家庭事情の話よりも力を入れたいのが、「ちゃんと戦力になりますよ」という姿勢を伝えることです。

でも「戦力になる姿勢って、具体的に何を話せばいいの?」と迷う方もいますよね。

たとえば、これまでの仕事で意識してきたことや、未経験の業種でも活かせそうな強みを、簡単なエピソードとともに話すのがおすすめです。

「不安要素より前向きな姿勢のほうを目立たせる」というイメージで話してみると、伝わり方が変わってくると思います。

派遣と他の働き方を比較

この章では、派遣とパート・正社員(時短勤務)を、時給や制度の面から比べてみます。

時給・待遇面

まず気になるのが、時給や福利厚生の違いだと思います。

項目派遣社員パート
平均時給やや高め(1,500円前後の案件も多い)やや低め
社会保険条件を満たせば加入できる条件を満たせば加入できるが、企業により差がある
有給休暇制度が整っているが、派遣先と派遣元双方に連絡する必要がある制度はあるが取りづらいという声も多い
福利厚生産休・育休や相談窓口などが充実している会社が多い企業によって差が大きい

特に大手の派遣会社だと福利厚生がしっかりしています。おすすめの派遣会社は以下の記事でまとめています。

雇用の安定性

先ほどの章でもお伝えした通り、派遣には3年ルールがあり、期限が来ると新しい職場を探す必要があります。

一方でパートや正社員には、この3年という期限がありません。

項目派遣社員パート正社員(時短)
雇用期間の上限原則3年まで(3年ルール)上限なし(契約更新型が多い)上限なし
雇用の安定感やや不安定会社による比較的安定
次の仕事探し派遣会社がサポートしてくれる自分で探すことが多い転職しない限り不要

「3年ごとに区切りがある分、次のステップを考えるきっかけにもなる」という考え方もできそうです。

子持ちでも派遣に向いている人・向いていない人

ここまで派遣の厳しさや、他の働き方との違いを見てきましたが、結局「自分に向いているのかどうか」が一番気になるところだと思います。

この章では、派遣が向いている人と向いていない人の特徴を、それぞれ具体的にお伝えしますね。

当てはまるところがあるか、チェックしながら読んでみてください。

派遣が向いている人

派遣が向いている人の特徴をまとめると、こんな感じです。

  • フルタイムでしっかり稼ぎたい人
  • 事務職などの経験・スキルがある人
  • ある程度残業や急な対応にも柔軟に動ける人
  • マニュアル通りに仕事をこなしたい人
  • 責任範囲がはっきりしているほうが安心する人

「フルタイムで稼ぎたい」「決められた範囲の仕事で安定したい」という方には、派遣は相性がいい働き方だと思います。

派遣が向いていない人

反対に、頻繁にお休みが避けられない状況の人や、やりがいや責任のある仕事を重視したい人には、派遣は少し厳しいかもしれません。

そんなときは、派遣にこだわらず、在宅ワークや、時間の融通が利きやすいパートを検討してみるのも一つの方法です。

派遣が向いていない人の特徴をまとめると、こんな感じです。

  • 子どもが休みになった場合、近くに頼れる人が少ない人
  • キャリアアップや裁量のある仕事を求めている人
  • 3年ごとに職場が変わることに大きな不安を感じる人

派遣が厳しいと感じたら、別の働き方を探してみましょう。

ここからは、第一子妊娠中に契約終了となった私自身の体験を少しお話しします。

契約終了になった経緯

私が契約終了を告げられたのは、妊娠を報告してから最初の契約更新のタイミングでした。

理由は「派遣社員の仕事を再任用職員の仕事にするため」。

当時私と同じ仕事をしていた派遣社員は4人いましたが、1人だけ残れる状況でした。妊娠中の私は真っ先に切られるだろうと予感し、結果その通りになりました。

ちなみに、妊娠・出産を理由に解雇することは違法です。今回のケースは違いますが、覚えておくと安心ですよ。

事業主は、女性労働者が妊娠・出産・産前産後休業の取得、妊娠中の時差通勤など男女雇用機会均等法による母性健康管理措置や深夜業免除など労働基準法による母性保護措置を受けたことなどを理由として、解雇その他不利益取扱いをしてはなりません。(男女雇用機会均等法第9条)

参考:厚生労働省委託・働く女性の心とからだの応援サイト

妊娠しても、産前6週前までは働くことができます。産前ギリギリまで働きたい意志を伝えることで、次の仕事が紹介されなくても会社都合(派遣元の都合)として失業給付を受給できる場合があります。

まだ働くことができるのであれば、自分から次の仕事の紹介を断るのはやめたほうが良いかもしれません。

契約終了を告げられたらまず確認すべきこと

もし今、同じように契約終了を告げられている方がいたら、まずは理由をしっかり確認しましょう。

「契約終了の理由を教えてください」と、落ち着いて聞いてみるだけで大丈夫です。

妊娠・出産を理由とした一方的な契約終了は、法律(男女雇用機会均等法や労働者派遣法)で問題になる可能性があります。もし派遣会社があいまいな返答をする場合は、専門の窓口に相談してみましょう。

子育てに理解のある派遣会社の選び方

妊娠や子育てへの理解は、実は派遣会社によってかなり差があります。

この章では、私の経験も踏まえて、子育てに理解のある派遣会社を選ぶときの3つのポイントをお伝えします。

  • 子育て支援制度があるか
  • 福利厚生が充実しているか
  • 担当者との相性は合うか

子育て支援制度があるか

派遣会社を選ぶときは、まず子育て支援の制度があるかどうかをチェックしておきたいポイントです。

産休・育休の制度が整っているか、子育て中の方向けの取り組みをしているかは、公式サイトなどで確認できることが多いです。

福利厚生が充実しているか

次に見ておきたいのが、福利厚生の充実度です。

社会保険や有給休暇はもちろんですが、健康・メンタル相談の窓口や、ベビーシッター割引などの制度があると、いざというときにとても助かります。

担当者との相性は合うか

制度面と同じくらい大切なのが、担当者との相性だと私は思っています。

登録会や面談での対応の仕方、質問への答え方などから、家庭の事情にどれくらい理解を示してくれそうか、なんとなく雰囲気が伝わってくるんですよね。

「制度」と「担当者との相性」の両方を見て選ぶと、後悔が少なくなるでしょう。

以上の観点からおすすめの派遣会社を次の記事でまとめています。気になる方は参考にしてみてください。

派遣に関するよくある質問(Q&A)

この章では、読者の方からよく聞かれる質問に、Q&A形式でお答えしていきます。ぜひチェックしてみてください。

Q1. 子持ちでも派遣で働ける?

A. 働けます。子どもがいることを理由に、派遣で働くこと自体ができなくなるわけではありません。

ただ、フルタイムの求人が中心だったり、選考で「継続して働けるか」を見られたりする傾向はあるので、面談での伝え方や求人の選び方を少し工夫すると、紹介されやすくなると思います。

Q2. 子どもの体調不良で休むとクビになる?

A. 体調不良のお休みだけで、すぐにクビ(契約終了)になるわけではありません。

ただし、あまりにも欠勤が続いてしまうと、契約更新のタイミングで影響が出てしまう可能性はあるようです。

病児保育や実家のサポートなど、休まずに済む手段を事前に整えておくと、安心感が増しますよ。

私も病児保育に登録しておいたことで、いざというときの選択肢が増えて助かりました。

Q3. 3年経ったらどうなる?

A. 3年経つと、原則としてその職場では働き続けられなくなります。

ただ、選択肢はいくつかあって、

  • 別の派遣先を紹介してもらう
  • 派遣会社の無期雇用に切り替える

といった道が考えられます。

Q4. 派遣とパート、結局どっちがいいの?

A. どちらが良いかは、ご自身の状況によって変わります。

フルタイムでしっかり稼ぎたい方や、制度・待遇を重視したい方には派遣が合いやすく、扶養内でゆるやかに働きたい方や、雇用の安定を重視したい方にはパートが合いやすい傾向があります。

「結局自分にはどっちが合うのかわからない……」という方は、この記事の第4章でお伝えした「向いている人・向いていない人」を、ぜひもう一度チェックしてみてくださいね。

まとめ:自分に合う働き方を見つけよう

この記事では、子持ちの方が派遣で厳しいと感じる理由から、派遣以外の働き方までご紹介しました。

この記事のポイント
  • 厳しさの正体は「子どもの体調不良」「3年ルール」「心理的負担」
  • 面談では家庭事情より「戦力になる姿勢」を伝える
  • 派遣が厳しいと感じたら、パートや在宅ワークも選択肢の一つ

派遣のお仕事の中にも、あなたにあった働き方が見つかることもあるかもしれません。まずは気になった派遣会社に一つ登録してみるところから、始めてみてください。

皆さんが、収入も子どもとの時間も諦めずに、自分らしい働き方を見つけられることを願っています!

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この記事を書いた人

第一子妊娠中に派遣切りに遭い、専業主婦に。その後、子育てと収入を両立できる働き方を模索し、パート+在宅ワークという自分らしい形にたどり着く。
収入も子どもとの時間も諦めたくない。自分に合う働き方がきっとある。ママが今ある環境の中で、自分らしく働けるように発信中です。

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